
反応の自由
先日「我々は反応の自由がある」という話をしました。今日は人は反応する自由を持っているが、反応には責任が伴う、という話です。考えてみれば当たり前のことで、反応の積み重ねがその人の人生に跳ね返ってくるわけですから、本人の意思にかかわらず、責任を負わざるを得ない、ということです。
responsibility
ところで、責任を表す「responsibility」には反応、応答と表す「response」という言葉が入ってます。bilityは「○○出来る能力」なので、反応出来る能力→責任 ということになります。
全てを自分以外のせいにしない
「自由には責任が必要。」に込めた意味は「人はどんな反応をするか選択できる自由を持っているが、そこには責任がつきまとう。なので、積極的に責任を背負いながら自由を謳歌しよう」ということ。別の言い方をすれば、全ては自分の事(責任)として受け止めて、何ごとも環境や他人のせいにしない、ということでもあります。責任というのは悪いことではなく、自分ごととして受け止める、という理解です。そして、受け止める度量(責任)の大きさが自由の幅を広げる、ということだと思います。
明日は
「責任とは強さと優しさと資本を持つこと。」についてです。